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究極の記憶法: [h]音の「擬音」と「ジェスチャー」(その1)全体図

言語学の主流からは異端として葬り去られた「言葉の音素にはそれ自体に意味がある」という考え方を改めて主張しつつ、それを利用して「英単語の感覚をつかんで覚える」、という目的のブログです。とりあえず英文雑誌に手が届く1万語レベルを目指しましょう。

実は、言葉を発声するときの口の動きは、イメージを伝えるためのジェスチャーなのです。
ジェスチャーの認識と英単語の暗記に至るまでの、コアとなるアイディアについては企画意図0、企画意図1企画意図2で説明しています。良ければご確認願います。

[h]音は本来C(k)の直後に扱う予定だったものだ。誰も言っていないことだが、[h]音は[k]音と類似点が多いと感じている。さほど個性の強い音ではないがスペルとしては「子音+h」で”気音“を作るなど、特殊な機能をもつ。
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この項で扱うHあるいはWh始まりの綴りの英単語の音は、[h]音だ(head [héd)。
サイレントah,oh、honest,とch,gh,sh,ph,などの子音+hのグループは別項にて取り扱う。

発音時の注意
無声声門摩擦音(むせい・せいもん・まさつおん)とは子音の類型の一つ。声門から出される無声の摩擦音。国際音声記号で[h]と記述される。実際には摩擦音ではなく、後続する(音節末では先行する)音の無声化にあたる。
[h]音は声門摩擦音と呼ばれ、国際音声記号の子音分類表の上でも摩擦音の欄に置かれているが、実際にはどこにも狭めが作られないため、上記の定義による摩擦音の範疇には属さない。英語の [h] は前後の音の無声化(声帯振動を伴わない音)であり(ahead・behind などで現れることが多い)は実際には息もれ声(かすれ、つぶやき声)である。(WIKI)

[h]音について学校で特段指導を受けた記憶はない。気にせず日本語のハ行の発音に準じて発音してきたと思う。だが、実際の発音はWikiの説明のとおり喉奥の声門の息の通過を意識して、その息を軟口蓋(上口蓋の手前の柔らかい部分)に息を当てるイメージで発音を行う。

「実際には摩擦音ではないが、摩擦音に分類される。」との記載もあるが、その根拠は説明されていない。
個人的感覚だが[h]音を強く発声する際、喉奥を締めて破裂音に近い摩擦音がでる場合があると感じる。実際[h]音の表すイメージも、"通り道を狭める→固定する”というものが強力だ。

また、喉奥で発声して、口蓋に息を当ててを響かせる点で[k]音と似た調音のプロセスを感じる。これは[h]音はその発声に“息の勢い”が必要だが、省エネのために“ホースの先を押さえて強い水流を作り出す”ように、息に勢いを出すためだと考えている。
この[k]音との類似しているという仮説をとっかかりにして[h]音の確認を行おうと考えている。


尚、文章の途中で現れるh始まりの単語で頭音hは弱形としてリダクションされることが多いという特性があるが(he,his,him,herなど。I like him)、このブログは単語単位で考察していくのでこの点は扱わない。

キャラクターノート[h]を持つ英単語

スペルH及びWhの発音である[h]音についての確認を中心に行う。

模倣のタイプ
[h]は喉奥の声門の息の通過を意識して、その息を軟口蓋(上口蓋の手前の柔らかい部分)に息を当てる。[k]と似て、口腔の空間を意識するイメージが加わっていると感じる。
この口内の動きからの基本イメージは喉奥の声帯を通過させた息を勢いよく口蓋に当てて響かせるというものだ。ここからの発展イメージは下記のものだ。

息が口蓋に当たることから”障壁“”隠す“
<障害>

hamper:じゃまする、妨害する
hinder:妨げる,じゃまする
hindrance:妨害、障害、じゃまな人、足手まとい
hedge:生け垣,垣根
haggard:やつれた、慣れていない
hurdle:障害物,ハードル.

<覆い隠す>
hide:〈…を〉隠す
huddle:ごちゃごちゃに積み重ねる
hideout:隠れ家[場所]
hermit:隠者,世捨て人.
hiding:隠すこと; 隠蔽
hoard:貯蔵する,退蔵する
hinterland:後背地

hind:後ろの,後部の
behind:後ろに
hindmost:いちばん後ろの,最後部の.
hindsight:あと知恵.
Hades:死者の国,冥界

“囲い地”→”家“”土地“
<家>

home:家
house:家
hive:ミツバチの巣箱
hotel:ホテル,旅館.
hospice:ホスピス
hut:小屋,あばら屋
hall:会館,公会堂
hull:艇体; (飛行船の)船体.
hutch:おり,箱
harbinger:先駆者、先ぶれ、前兆
<囲い地>
harbor:港湾、港、入り江
harbinger:先駆者、先ぶれ、前兆
haven:避難所,安息所
stronghold:とりで,要塞; 根拠地
homage:敬意、尊敬、(封建時代の)臣従の礼、忠誠の宣誓

口蓋を意識することから、“覆い“”空洞”そこから
<中空>

hollow:うつろの,中空の
helmet: ヘルメット(帽)、(軍人の)鉄かぶと
heed: (…を)心に留める、(…に)気をつける
heedless :不注意な、無思慮の、むとんちゃくな、(…に)気をつけないで、(…を)無視して
hermitage :隠者のすみか、庵(いおり)、寂しい一軒家
hiatus:すき間、割れ目、ひび
hoard:秘蔵、退蔵、蘊蓄(うんちく)、宝庫、貯蔵物、買いだめ

“覆い“→“全体”→”完全“→“神聖”
<全体>

whole: 全体の,すべての
holistic:全体論的な
holocaust:(特に火による)大虐殺
holograph:自筆の文書.ホログラフ
horde:遊牧民の群れ、大群
<完全>
heal:いやす,治す
hygiene:衛生; 健康法.
health:健康,健全.
hale:〈老人が〉強壮な
<神聖>
hallow:神聖なものとする
holy:神聖な
halation:ハレーション
holy:神聖な,聖なる
holyday:祝日,祭日
hieroglyphic;象形文字(風)の,絵文字の
hierophant:秘儀の祭司, 秘儀の解説者
hierarchy:階級組織

“覆い“→“中心と周縁”
horizon;地平線,水平線.
hub:(車輪の)こしき 《軸のはまる所》
halo:後光,光輝,栄光.

“覆い“→“大地”“水”
<大地→土>

Hume pipe:ヒューム管(土管)
exhume:明るみに出す,発見する
human: 人の、人間の、人間らしい
humility:謙遜(けんそん)、卑下
humidity: 湿気、しめり気、湿度
humiliate:〈人に〉恥をかかせる
humble:卑しい.控えめな
<耕作>
husbandry :農業、耕作、節約
hoe:くわ,ホー
harrow:〈土地に〉まぐわをかける
rehearse:下げいこをする,リハーサルをする.
hearse:霊柩車
hog:豚
<湿気→水>
humor: ユーモア
hydro: 水力電気

“覆い“→“共にある”→”同じ“
homily:説教、(長々しい)訓戒、お説教
homogeneous: 同種の、等質的な、同次の

“覆い”→服→習慣
habit:癖,習慣
habitual:習慣
habitat:生息地,生育地
habitant:住人,居住者.
cohabit:同棲する、〈二つのことが〉両立する.
exhibit:展示する,陳列する
haunt:たびたび行く,
inhibition:禁止,禁制.

“覆い”→毛髪
hair:毛; 毛髪
abhor:〈…を〉ぞっとするほど嫌う.
horror:恐怖
horrendous:恐ろしい,ものすごい.
horrible:恐ろしい,ものすごい
horrid:恐ろしい,いまわしい.
horrific:恐ろしい,ものすごい.
hideous:ひどく醜い

“覆い”→肌の色
hue: 色合い、色調、色、(意見・態度などの)特色、傾向
hoary:(老いて)白い、霜のように白い、白髪の、年老いた、古めかしい

口蓋の高いところに息が当たることから、“高さ”→“高い””低い“
<高い>

hight:高い
heap:かたまり,山.
hyperbole:誇張(法)、誇張
haughtiness:傲慢

hyper:興奮しやすい
hyperactive:活動的な、〈子供が〉活動過多の.
enhance:(さらに)高める

highbrow:教養人,インテリ
highlight:最も興味のある事件,最重要点

honor:尊敬する
honorable:尊敬すべき
haughty:傲慢な
heap;積み重ね,山
hill:小山,丘
hornet:スズメバチ
horn:角

hop:(片足で)ひょいと跳ぶ.
hope:望み

<低い>
hypo-:下に
hypochondria: ヒポコンデリー,心気症.
hypothesis:仮説,仮定
hypocrisy:偽善的な行為.

喉奥からの勢い良い息→穴
hole:穴、(靴下などの)破れ穴

突発的出来事
haphazard:でたらめの; 偶然の
hapless:不運な、不幸な
hurl:〈…を〉強く投げつける
hurtle:〈…を〉ぴゅっとほうる
havoc:破壊, 大混乱
hurry:大急ぎ
harry:侵略する、〈人を〉うるさく悩ます

勢いよく切断
hack: たたき切る、ぶった切る
haggle:言い争う、(しつこく)値切る
heckler:〈演説者などを〉やじり倒す,質問攻めにする,詰問する.
hatchet:手おの
hack:〈ものを〉たたき切る
hew:切る,たたき切る
hammer;金づち,ハンマー
harvest:収穫,刈り入れ
hash:〈肉を〉細かに切る

hassle:言い合い,口論
haggle:言い争う; (しつこく)値切る
harass:(しつこく)悩ます,困らせる
hackneyed:〈言葉など〉使い古した,陳腐な.
heckle:やじり倒す,質問攻めにする

harm:害,傷害
hurt:けがをさせる
harsh:ざらざらした、耳[目]障りな

喉を狭めて勢いを出す→掴む、固定、塊
<掴む>

helm: 舵(かじ)の柄、舵輪(だりん)、操舵装置
hesitation:ちゅうちょ、ためらい、口ごもり、どもり
adhere:くっつく〔信仰・考え・計画などに〕執着[固執]する; 〔…を〕支持[信奉]する
cohere:筋が通っている,

handle:取っ手,ハンドル
handicap: ハンディキャップ
hint:ほのめかし,暗示,ヒント

heir:相続人
inherit:受け継ぐ,相続する.
heredity:相続,世襲.遺伝
inheritance: 相続.

hug:抱き締める
hunker:しゃがむ,うずくまる

heave:持ち上げる
have:持つ
heft:目方,重量
hefty:重い
hike:〈物価などを〉急に上げる.ハイキングする
hitch:をぐいと動かす
hoist:〈重いものを〉(ロープなどで)巻き上げる
heavy:重い

hook:留め金,ホック
hang:かける,つるす.
hinge:ちょうつがい.

<かたまり>
hunch:直感,勘(かん)、こぶ
hump:(人の背の)こぶ
hip:ヒップ,腰
hail:雹

*ハッと口を開けて声を出すというジェスチャーから
<口を開けて、勢いよく息を出す>
hoarse:かすれた、かれた、しゃがれ声の

擬音
hum
hay:干し草、まぐさ

その他
<固有名詞起源>

hackneyed:使い古した、陳腐な

<例外>
hedonism:快楽主義
herbivorous:草食性の
heresy:異教、異端、異説
hermetically:密閉して
hibernate:冬眠する、冬ごもりする、避寒する
history:歴史
hocus-pocus:まじない、手品、奇術、ごまかし、でたらめ、いんちき
hoax: いっぱい食わせる、かつぐ、かついでさせる
hilarity:はしゃぎ、浮かれ騒ぎ
hove:(羽ばたいて)空中に停止する、ホバリングする、漂う、さまよう、とまどう
hallucinate:幻覚を起こす
hubris :傲慢(ごうまん)、思い上がり
humdrum:平凡な、月並みな、単調な、退屈な
hate:〈…を〉憎む
hostile:敵の,敵国の
hatred:憎しみ
heinous:憎むべき

[h]音は扱いやすい音だと思っていたが、私の現在の知識ではミモロジカルに解釈できない英単語がこれまでにないほど多い。また分類にあたっても身体感覚的にスッキリしないものが多く、少々気が重い。。。

ともあれ、次回から、この全体図に従って確認をして行く。



今朝は肉じゃがを作った。ニンジンとじゃがいもの消費のためだ。シラタキがなかったので春雨で作ったが問題ない。弁当用に濃い味付けで汁少な目。めんつゆを使った手抜きレシピというものを試してみた。
それほど楽になるわけではないな。普通に調味料をいれるのと手間はそう変わらない。まあ最初からある程度美味しくなる比率は保証されているのだから、安心に思う人もいるのだろう。



よろしくお願いします。

究極の記憶法: [n]音の「擬音」と「ジェスチャー」(その13)SATリスト3

日程的には新しい音は土曜日に始めた方が都合がいいので、日程調整のためリストの最後までやることにした。

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31.nosegay:(通例衣服などにつける)小さな花束【同】bouquet
nóuzgèi、ノウズゲイ
bunch of flowers used to delight the sense of smell," late 15c., from nose (n.) + gay in an obsolete noun sense of "gay or bright thing."
鼻+華やか。鼻にうったえる装飾品ということから”花束“だろう。


32.nostalgia:過去を懐かしむ心、郷愁、懐古、ホームシック
/nɑstˈældʒə(米国英語)
From Greek algos "pain, grief, distress" (see -algia) + nostos "homecoming," from neomai "to reach some place, escape, return, get home," from PIE *nes- "to return safely home"
ギリシャ語を元にした18世紀の医学生による造語とのこと。印欧祖語*nes- "安全に家に帰る"が設定されている。もとは「故郷へ戻りたいと願うが、二度と目にすることが叶わないかも知れないという恐れを伴う病人の心の痛み」という医学的疾患(wiki)。英単語のnestが想起されるが、ミモロジカルな解釈は難しい。
“ノスタルジー”として外来語。
語尾のlgiaルジアは”苦痛“だが、これもミモロジカルに解釈できない。同じ語尾をもつ単語をいくつか挙げておく。

neuralgia:(頭部・顔面の)神経痛
[US] nurǽldʒəヌラルジャ
arthralgia:《病理》関節痛
ɑːθrǽldʒə、アースラルジャ
myalgia:〈ラテン語〉《医》筋肉痛
[US] maiǽldʒəマイアルジャ


33.novice :初心者、未熟者、初出場の馬、修練士
from Medieval Latin novicius, noun use of Latin novicius "newly imported, newly arrived, inexperienced" (of slaves), from novus "new" (see new).
ノービスは日本ではスポーツ関連で使われる、外来語になりかけている言葉だ。初心者、新人クラスという意味。[n]音の”生まれる“→”新しい“というイメージ。


34.nuance:微妙な差違、ニュアンス、陰影、微妙な色合い
[US] núɑns [US]ヌアンス
from nuer "to shade," from nue "cloud," from Gallo-Roman *nuba, from Latin nubes "a cloud, mist, vapor," from PIE *sneudh- "fog"
印欧語根元* nebh-"雲"が設定されている。[n]音の閉鎖ジェスチャーからの“暗い”“視界不明瞭”のイメージからの語だろう。”(視界が悪いためぼんやりして)、差異が分かりにくい状態“ということだ。
ニュアンスとして外来語。
英語としての発音注意。


35.nubile:(体が発達して)性的魅力のある、結婚適齢期の、年ごろの
/n(j)úːb(ə)l(米国英語)ヌーバル
marriageable, of age and condition suitable for marriage" (said of a woman), from French nubile (16c.) or directly from Latin nubilis "marriageable," from stem of nubere "take as husband,"
元の意味は女性が男を”夫として取る“だ。そこから〈女性が〉(体が発達して)性的魅力のある.結婚適齢期の,年ごろの.ということだ。
語源不詳。[n]音の”生まれる“→”新しい“で番茶も出ばな、ということだろうか。[n]音の”鼻“からの“やわらかい”、そこからの”しなやか“、といささか肉感的イメージが感じられる。

この語も性差別的なニュアンスがありそうで怖くて使えない。marriageable age、とかを使えば良いと思う。

36.nugatory:つまらない、役に立たない、無効の
[US] núːgətɔ̀ːri ヌーガトーリィ
from Latin nugatorius "worthless, trifling, futile," from nugator "jester, trifler, braggart," from nugatus, past participle of nugari "to trifle, jest, play the fool," from nugæ "jokes, jests, trifles," a word of unknown origin.
語源不詳。おそらく[n]音の”閉鎖“イメージから→無→価値がない、取るに足らない、の発展だ。[g]音が”ガーガーと意味のない叫び“を想起させる。

[n]音の”無“との関係は、[n]音と漢字の無[mu]との奇妙な関係についてまとめたことがある。印欧語の[n]音をCNに持つ単語に対応する[m]音始まりの漢字がある。そしてその逆に[m]音始をCNに持つ単語に対応する[n]音始まりの漢字がある、という関係だ。これを「「MーN変換」の法則」と名付けた。

37.nuzzle:鼻をすり寄せる、(…に)鼻をすりつける、寄り添う
back-formation from noselyng "face-downward, on the nose, in a prostrate position" (c. 1400), frequentative of nose (v.).
[n]音の”鼻“イメージから。後半のleはlay:横たえる、だ。

関連語
nozzle:ノズル、管先、(ガスタービン・ロケットエンジンなどの)噴出口、(ティーポットの)口、鼻
[n]音の”鼻“イメージから。ノズルは外来語。



38.nuptial:結婚(式)の、婚礼の、〔動物の〕交尾の、繁殖の
/nˈʌpʃəl(米国英語)
directly from Latin nuptialis "pertaining to marriage," from nuptiae "a wedding," from nupta, fem. past participle of nubere "to marry, get married, wed, take as a husband," which is of uncertain origin.
35.nubileの関連語だ。アリ、蜂の生殖行動の一環である結婚飛行に関するテーマの大学受験用の文章で出会ったことがある。nuptial flightだ。

nuptial ceremony:結婚式


39. nugget:(特に、天然貴金属の)かたまり、貴重な情報 、チキンナゲット、鶏肉の料理の一種
probably from southwestern England dialectal nug "lump," a word of unknown origin
語源不詳。“かたまり”の意味は、[n]音の“息を保持する”イメージからのものだ。
チキンナゲットはその色、形状から金塊になぞらえて命名された、マックのあれはやっぱり肉じゃない。



これで[n]音は終わり。メインの意味は”動きがない””固定する“だ。
そこから”縛る“→”紐“などという判じ物のような解釈もしてしまった。
別にすべての語がミモロジカルな起源を持っているわけではないので、ムリヤリ解釈する必要はないのだが、[n]音→”紐“イメージで覚えやすくなる単語もあるので、言語化してみた。
記憶にあたって、採用するかしないか、皆さんご自由に、ということだ。


今朝は、調理パンの日なので、サラダのみ作った。パンだけで充分なのだが、既に買っている野菜を消費しなくてはならないのだ。特にレタスとニンジンを何とかしなければ。。。

よろしくお願いします。


究極の記憶法: [n]音の「擬音」と「ジェスチャー」(その12)SATリスト2

「SAT用リスト」を覚えよう“企画の続き。
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19.need: 必要、入用、要求、(…が)必要
originally "violence, force," from Proto-Germanic *nauthiz/*naudiz
語源はゲルマン祖語で“暴力、力”だ。
[n]音の”否定“から”他人の権利“の否定、ということだろう。鼻から息が出ないことから感じる、息の圧力からの、“力で他者や状況に迫られる”イメージ。語尾の[d]音が”行き止まり“→”他者の抵抗“を暗示しているようだ。
この単語を知らない人もいないと思うが、元の意味が”暴力“というのが意外だったので取り上げた。

だが、現在の語義から遡って[n]音の”閉鎖“イメージから”無い“”欠乏“→”必要“のグループと考えた方が、身体感覚的に納得できる。


20.nib:ペン先、(道具などの)とがった先端
/níb(米国英語)/
beak or bill of a bird," Scottish variant of neb "beak or bill of a bird." Perhaps influenced by nibble (v.).
元の意味は”鳥のくちばし“だとのことだ。とんがりつながり、あるいは鳥の羽をペン先として使用していたことから鳥つながり、だろう。だが、[n]音のいかなるイメージも合致しない。
丸暗記するしかない単語。
下記のnibbleに関係があるのではないか、と言われている。”かじる“→”ついばむもの“→”くちばし“だ。


21.nibble:少しずつかじる、(…を)少しずつかじって作る、少しずつ使い果たす
/níbl(米国英語)/
辞典にはgnaw:ガリガリかじる、に関係する語との記載がある。[n]音の”内側に留める“イメージから”取り込む“だ。語尾のbleは繰り返す行動を表す。そこから”少しずつ、食べる“ということだ。

昔やった、杉田さんの「やさビジ」のダイエットのテーマで、野菜スティックをかじるシーンで使われていた。30年前に一回聴いたそのイメージが頭に張り付いていることに自分でも驚く。

関連語
gnaw:ガリガリかじる、(…を)かじり減らす、かみ切る
/nˈɔː(米国英語),
bite off little by little" (past tense *gnog, past participle gnagan), from Proto-Germanic *gh(e)n- "to gnaw", probably imitative of gnawing.
辞書ではげっ歯類がガリガリとする、擬音起源だとの説明だ。
ミモロジカルにはgnは[g]音の”力を籠める”イメージ、及び[n]音の”内側に留める“イメージ、だ。本編で”知識を取り込む“イメージで取り上げた複合イメージ。
語頭“g”はサイレント。


22.nicety:正確さ、精密さ、微妙さ、機微、微妙な点、上品なもの
/nάɪsəṭi(米国英語)
from Old French niceté "foolishness, childishness, simplicity," from nice "silly" (see nice).
niceの名詞形。Niceの“正確さ”の意味はあまり知られていないが、名詞形ではこの意味が前面に出ることに注意だ。
暗記のためにミモロジカルに解釈する必要はない。

関連語
nice:かわいい、魅力のある、おいしい、見事な、あざやかな
from Latin nescius "ignorant, unaware," literally "not-knowing," from ne- "not" (from PIE root *ne- "not") + stem of scire "to know" (see science).
元の意味は[n]音の否定+後半のscire "知る"は[s]音の”切る”イメージから、切り分ける→分けて認識、という意味の発展で”もの知らず“”愚か“だ。意外な語源といえるだろう。
そこからの意味の逆転の理由は明確に記載されていない。“よくあること”ということだ。”愚か“→”かわいい“→”素敵“はわかる。だが”正確さ“への意味の変化はよくわからない。


23.niggardly:けちな、けちで、(…を)もの惜しみして、ごく少しの
/ˈnɪɡədli(英国英語)
a word of uncertain origin.
語源不詳だが、上記のnice:正確な、との関係があるかもしれない。”几帳面で細かい“が悪く言えば”
ケチに見えるということだ。
ミモロジカルには[n]音の否定→”無い“、からの”ケチな“”ごく少量“の意味の発展は素直にできると思う。

この語もPC的にnigger:黒ん坊、が連想されることから、現代では使用が躊躇される語。


24.niggle:こだわる、(…に)たえずくよくよする、いつも悩む
/nígl(米国英語)/
work in a finicky, fussy way; trifle, be employed in petty carping," a word of uncertain origin; possibly from a Scandinavian source (compare Norwegian dialectal nigla "be busy with trifles"), perhaps related to source of niggard
語源不詳。上記のniggard”ケチ“に関係するかも、とある。
”ケチ“→”細かいことにこだわる“という因果関係の意味の発展だ。語尾のgleで”繰り返す””いつも“のイメージが加わっている。


25.nirvana:ニルバーナ、生の炎の消滅、涅槃(ねはん)、解脱(げだつ)の境地、安息の境地
/nɪɚvάːnə(米国英語)
from nis-, nir- "out" + va- "to blow" (from PIE root *we- "to blow"). Figurative sense of "perfect bliss" is from 1895
サンスクリット語からの漢語「涅槃」でおなじみの語。
語源はnis-、nir-「out」+ va-“吹き飛ばす” 印欧語根* we-「吹く」と説明されている。

これは仏教用語の「解脱」の”(六道輪廻から)脱することを可能にする“と同じイメージで、[n]音の”無になる”ために“脱する”イメージの反映だろう。

無理にミモロジカルに記憶する必要もないだろう。


26.noisome:有害な、悪臭のする、不快
/nˈɔɪsəm(米国英語)/
noisom, "harmful, noxious" (senses now obsolete), from noye, noi "harm, misfortune" (c. 1300), shortened form of anoi "annoyance" (from Old French anoier, see annoy) + -some (1).
annoy (v.)
from Latin (esse) in odio ""(it is to me) hateful,"" from ablative of odium ""hatred,"" from PIE root *od- (2) ""to hate"" (see odium)."
annoy: いらだたせる、怒らせる、悩ます、の頭音脱落+some.
語源からのアプローチだと、語源がラテン語のodioで[n]音はこの単語のCN(特性音)ではない。

だが、[n]音の<死、嫌なもの>でやったように、[n]音の”死”のイメージや”鼻”のイメージから”有害な臭いのガス“のイメージが、直接感じられる。

この単語が現在まで使用されているのはこれらのイメージが使用者にピンとくるからだろう。

27.nonage:未成年、未熟期、発達初期
/nάnɪdʒ(米国英語)ナニジ
from Anglo-French nounage (early 14c.), Old French nonaage, from non- (see non-) + age (see age (n.)).
non- (否定) + age (年齢)で”(基準の)年齢ではない“ということ。
発音注意。

関連語でNonagenarian:90 歳代の(人)、という単語に出会ったことがあるが、使いどころは限られるだろう。真ん中のnaがnineなのだ。覚えるつもりはないのだが、記憶の片隅に引っかかっている。

28.noncommittal:態度をはっきりさせない[明らかにしない]、曖昧な、言質を与えない、要領を得ない
kəmítəl ナンコミタル
from non- + committal
from com ""with, together"" (see com-) + mittere ""to release, let go; send, throw"" (see mission)."
コミットは日本のビジネスの世界では外来語だろう、comitの様々な意味の内、“自分の仕事として責任を持つ”の意味で特定して使われている。
Noncommittalはこの意味で解釈してよいと思う。

発音注意というほどではないが、撥音注意だ。外来語では不自然に跳ねる発音になるのが特徴だが、英語の発音では撥音なんてほぼないのだ。常識だと思うが、学校では教えてくれないことだ。


29.nonentity:取るに足りない人、取るに足りないこと、像の産物、作り事
nɑnɛ́ntəti(米国英語)/
[n]音の否定+entity”存在“で、そのままの語。

30.nonplus:途方に暮れさせる
/nὰnplˈʌs(米国英語)/ ナンプラス
from Latin non plus "no more, no further" (see plus). "
[n]音の否定。
ラテン語 nōn plus=not more' から、“もうこれ以上、進むことができない”→“途方に来れる”。
因果関係の語源だ。


at a nonplus 困惑して.

今日はここまで。
いつも、SATシリーズは2回以内に収めているのだが、今回筆が進まなくて大分残してしまった。
残りもやるか、次の音に移るべきか、決めかねている。


今朝はだし巻き卵と、肉入りのきんぴらを作った。きんぴらは日持ちするので弁当のおかずとして活躍が期待される。


お願いします。


究極の記憶法: [n]音の「擬音」と「ジェスチャー」(その11)SATリスト1

明らかに読者に不評な“「SAT用リスト」を覚えよう“企画を始める。
本編が私が知っている英単語で構成されているのに対して、本編作成時に思い出さなかったもの、あるいは私がまだ覚えていないものだ。これらをできるだけミモロジカルに暗記してゆく。私にとってメリットがある企画だ。

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1.abnegation:拒絶; 放棄.克己.〔自己の欲求に対する〕自制
/`æbnɪgéɪʃən/アブネゲイション
from de "away" (see de-) + negare "refuse, say 'no,' " from Old Latin nec "not," from Italic base *nek- "not," from PIE root *ne- "not."
印欧語根*ne- "否定"が設定されている。直訳だと“離れるために、何かをしないという意思決定をする”。
[n]音の“閉鎖”イメージからの“否定、~しない”の意味。何から離れるようにかというと”自己(の欲求)“だろう。単純な拒絶; 放棄の意味に関してはそこからの発展。

自己犠牲
self-abnegation、penance(過ちに対する償いとしての)、sacrifice of self、self-immolation(生贄)、
self-sacrifice
それぞれニュアンスが異なるな。一番簡単なself-sacrificeしか使わないが、宗教色の薄いabnegationもこれから使いたい。


2.navel:へそ、中心(点)、中央
/néɪv(ə)l(米国英語)
from PIE *(o)nobh- "navel"
印欧語根*(o)nobh- "へそ"。が設定されているが、ここから究極の語源はわからない。

母体と胎児を連結するコードとしての”へその緒“と神経のnerveとの関連を感じる。いささか意味の発展が迂遠にすぎるが、Nerveは本編で[n]音の”閉鎖“→”固定“”結束“→”紐状のもの“、として確認したものだ。

オレンジの種類”ネーブル“で記憶している。へそ状の穴が開いている果物だ。
私と同世代の男性ならアニメ「マジンガーZ」のマイナー武器”ネーブルミサイル“を想起するかもしれない。文字通り,腹から射出する、滅多に使われない武器だった。


最近の若者はへそと言えばumbilicusが先に出てくるようだ。こっちのほうが難しい単語だと思うが、アニメ「エヴァンゲリオン」に登場する「アンビリカルケーブル」から覚えている。エネルギー補給用のコードみたいなものの名前だ。
アニメで覚えた英単語は多い。


3.animosity:敵意、強い憎しみ、恨み
/`ænəmάsəṭi(米国英語)/
directly from Latin animositatem (nominative animositas) "boldness, vehemence," from animosus "bold, spirited," from animus "life, breath" (from PIE root *ane- "to breathe"). Sense of "active hostile feeling" is first recorded c. 1600, from a secondary sense in Latin.
印欧語根*ane- "息をする"が設定されている。「あ」と「ん」という口を開けて閉じるという動きから呼吸をイメージする語だと思う。
元の意味は”強い呼吸“から連想される”大胆さ、熱情“といった強い感情を表す意味だった。
強い呼吸→”憎しみ“の意味への変遷はそれほど難しくはない。

個人的にはenemyの連想で覚えていたのだが、語源的には関係がなかった。


4.annihilate :全滅させる、絶滅させる、無効にする、完敗させる、圧倒する、負かす
ənáiəlèit、アナイアレイt
from Medieval Latin annihilatus, past participle of annihilare "reduce to nothing," from Latin ad "to" (see ad-) + nihil "nothing" (see nil).
ラテン語nihil "無"が語源にある。[n]音の”閉鎖”イメージから“無”は本編で確認した。
発音注意。
下記の外来語ニヒリズム:虚無主義からの連想で記憶したのだが、ニヒリズムの語義“暴力革命主義”の意味を直接反映していることがわかる。

関連語
nihilism:虚無主義、ニヒリズム、暴力革命主義
náiəlìzm、ナイアリズム、ニヒリズム
Wikipediaによると本来はアナーキズムに近い概念だ。


5.anomalous:変則の、異例の、例外の、変則的な
/ənάmələs(米国英語)アナマラS
from an- "not"" (see an- (1)) + homalos "even,"" from homos "same,"" from PIE root *sem- (1) ""one; as one, together with."" Related: Anomalously; anomalousness."
語源は an+homoだった。これは[h]音で取り上げるべき語だ。
Homoが同一、均質の意味なので、「均質ではない」→「異常な」への変遷は素直だ。

しかし、この綴りだと普通abnormalの関連語だと思うだろう。関係ないのはショックだ。
ついでだが、anomalous は単に“異常”だが、abnormalには“異常に大きい”のニュアンスがある。


6.connivance:見て見ぬふりをすること、黙認、共謀
kənάɪv(ə)ns(米国英語)/ カナイヴァンS
from com- ""together"" (see com-) + base akin to nictare ""to wink,"" from PIE root *kneigwh- (see nictitate).
印欧語根*kneigwh”瞬きをする“が設定されている。[n]音の”閉鎖“イメージから。
”共に、目をつぶる“というそのままの意味。


7.connoisseur:鑑定家、目きき、くろうと
kὰnəsˈɚː(米国英語), カナサー"
from com- "with" (see com-) + gnoscere "recognize" (see notice (v.)).from PIE *gno-sko-, a suffixed form of root *gno- (see know).
印欧語根*gno- (see know)は本編でやった。内部に溜めた知識ということだ。いかにもフランス語起源。
語冠のcomを”強意“と解釈して”完全な知識のある人“、だ。(語源事典ではLatin com "with, together"となっていることが多いがこれで納得できる解釈になることがあまりない。)


8.connotation:言外の意味、含蓄、含意、内包 "
/kὰnətéɪʃən(米国英語)カナテイシャン" "
from nota "mark, sign, note, character, letter" (see note (n.)).
[n]音の内側に留めるイメージから“記録に留める、印をつける”が言葉には出さない、ということ。
語冠のconを”強意“と解釈。
noteの確認は本編でやった。


9.denotation: 表示、〔語の〕明示的意味、文字通りの意味。 "
dìːnoʊtéɪʃən(米国英語)/
Latin denotare "denote, mark out," from de- "completely" (see de-) + notare "to mark, note, make a note" (see note (v.)).
[n]音の内側に留めるイメージから“記録に留める、印をつける”で、語冠のdeは<溝を掘って(水を)導く>イメージと解釈([d]音を参照)。知識、情報が外に流れ出るイメージだ。


10.inane:からの、うつろの、意味のない、ばかげた
/ɪˈneɪn(米国英語)/
directly from Latin inanitas "emptiness, empty space," figuratively "worthlessness," noun of quality from inanis "empty, void; worthless, useless," a word of uncertain origin.
語源不詳。単純にin+nilで解釈して”内側が無い“→”空洞“でよいと思う。


11.naivete:素朴さ、単純さ、信じやすいこと、素朴な行為
nɑivtéi ナイヴテイ
from PIE root *gene- "give birth, beget," with derivatives referring to procreation and familial and tribal groups.
印欧語根*gene- "生まれる"が設定されている。naive:(特に若いために)世間知らずの、の派生語。発音注意だ。


12.narcissist:ナルシスト、自己陶酔者、うぬぼれ屋
nɑ́ːrsəsist、ナーサスィスt
from Greek narkissos, a plant name, not the modern narcissus, possibly a type of iris or lily, associated with Greek narkē "numbness" (see narcotic (n.)) because of the sedative effect of the alkaloids in the plant, but Beekes considers this folk-etymology
ギリシャ神話のナルキッソスの逸話からの語だ。恐らく百合の一種の名前からだという(ナルキッソスは最後に百合に変化したので)。後でギリシャ神話を確認したら水仙だとある。語源事典だとアイリスか百合だと書いてあるんだが、同じものなのか?植物には詳しくないが、ググると似ているが違った花だ。
この名前は、本編のnarcotic:麻(酔)薬、催眠剤、の関連でかつては球根が毒だと考えられていたことからの発展との説もあるようだ。真偽は定かではないが、面白いので採用する。(wikiによると水仙には明らかに毒がある。)
発音注意だ。


13.nascent:発生しようとする、初期の
nǽsəntナセントゥ
from Latin nascentem (nominative nascens) "arising young, immature," present participle of nasci "to be born" (Old Latin gnasci), from PIE root *gene- "give birth, beget."
印欧語根*gene- "生まれる"が設定されている。
[n]音の”妊娠、出産”イメージから“生まれたばかりの”という意味。

漢字の妊(ニン)が想起されることは指摘しておかなければならない。


14.natal:出生の
néitəl、ネイトゥル
from Latin natalis "pertaining to birth or origin," from natus, past participle of nasci "to be born" (Old Latin gnasci), from PIE root *gene- "give birth, beget." It is the learned form of Noel, which was the French vernacular word.
同上。


15.naysayer:強く否定的な態度を取る人
/ˌneˈseɝ(米国英語),ネイセヤ
[n]音の”否定”の意味から、文字通りの言葉。
発音注意。


16.nefarious:極悪な、ふらちな、非道な
/nɪfé(ə)riəs(米国英語)
from Latin nefarius "wicked, abominable, impious," from nefas "crime, wrong, impiety," from ne- "not" (from PIE root *ne- "not") + fas "right, lawful, divinely spoken," related to fari "to speak," from PIE root *bha- (2) "to speak, tell, say."
[n]音の”否定”の意味から、”悪い“という意味への発展。
後半は[f]音の話すイメージ([f]音参照)から、文字通り“悪く話す”だ。“話”繋がりで、“言語道断な“、で覚えている。

ちなみに話の中国語読みが“ファ”なのは偶然だとは思えない。


17.neologism:新語、新表現、新語義、新語の創造
niːάlədʒìzm(米国英語)/
from neo- (see neo-) + Greek logos "word" (see lecture (n.)) + -ism.
[n]音の”生まれる“→”新しい“という意味の発展だ。後半は[l]音の”言葉は舌をメインに使うことから、舌の形のイメージの[l音]始まりということ。


19.nexus:連鎖、結び、関係、ネクサス
/néksəs(米国英語)
"from Latin nexus ""that which ties or binds together,"" past participle of nectere ""to bind,"" from PIE root *ned- ""to bind, tie.""
[n]音の”閉鎖“→”固定“”結束“として確認したものだ。
浪人生の時、文法の山口先生の講義で知った言葉。


a causal nexus因果関係

あまり興味を惹かれる英単語がないな。でもしっかり覚えよう。

今朝はレバーのミートソースを使ったナポリタンというものを作ってみた。それとサラダ。


よろしくお願いします。

究極の記憶法: [n]音の「擬音」と「ジェスチャー」(その10)洩れた項目

言語学の主流からは異端として葬り去られた「言葉の音素にはそれ自体に意味がある」という考え方を改めて主張しつつ、それを利用して「英単語の感覚をつかんで覚える」、という目的のブログです。とりあえず英文雑誌に手が届く1万語レベルを目指しましょう。

実は、言葉を発声するときの口の動きは、イメージを伝えるためのジェスチャーなのです。
ジェスチャーの認識と英単語の暗記に至るまでの、コアとなるアイディアについては企画意図0、企画意図1企画意図2で説明しています。良ければご確認願います。

今回は[n]音での最後だが、最初に全体像で示した枠組みには入れていたが、うっかり洩らしていたイメージについて追加で掲載させていただきたい。不細工なことになって申し訳ないことだ。
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”鼻“からのジェスチャー、派生イメージ

軟らかく、湿り気を帯びた器官としての”鼻“の属性から。

knead:こねる、練る、こねて作る、もむ、あんまする、磨く
from Proto-Germanic *knedan (source also of Old Saxon knedan, Middle Dutch cneden, Dutch kneden, Old High German knetan, German kneten, Old Norse knoða "to knead").
欧州に広く、類似の語が存在する基本語だ。[n]音のもつ”鋭さのない””柔らか”なイメージから”練る“”曲げる“。印欧語根の語頭のkは”クッと力を入れる”イメージだ。力をいれて水を加えた小麦粉や泥などをこねる様子がイメージできる。

漢字の捻(ネン)か想起される。また大和言葉の練る(ねる)も同じ音で同じイメージだ。


knee:(人間の)ひざ、ひざがしら、膝(しつ)関節
from PIE root *genu- (1) "knee; angle."
印欧語根*genu-"膝;角度をつけたもの"が設定されている。
[n]音のもつ”鋭さのない””柔らか”なイメージから”曲げる“。印欧語根の語頭のgは”グッと力を入れる”イメージだ。英単語のkもそれが軽くなったイメージ。
従って、木の枝などを“くくっと”曲げる様子からの語からの“曲がるもの”→“膝”となったと考えられる。


knack:(…の)技巧、巧みなわざ、こつ
uncertain origin. Perhaps from or related to a Low German word meaning "a sharp sounding blow" (compare Middle English knak, late 14c.; German knacken "to crack;" also knap) and of imitative origin.
語源事典では、語源不詳。おそらく“打撃の際の鋭い音”の擬音だとある。擬音語knockの仲間だということだ。これは語尾のckが与えるイメージだが、そこから”巧みな“の意味は納得しがたい。
おそらく、上記単語と同様”力を入れて“くくっと”曲げる様子から”巧みな細工“のイメージだと思う。

暗記という面では一発屋のロックバンドの名前で覚えた単語だ。


neat:きちんとした、身だしなみのよい、均整のとれた、手際のいい、巧妙な
from Latin nitidus "well-favored, elegant, trim," literally "gleaming," from nitere "to shine," from PIE root *nei- "to shine"
語源事典では印欧語根*nei- "輝く"が設定されているが、[n]音で”輝く“はミモロジカルには全く感じ取ることができない。むしろ逆の”暗い“だ。
ここは、[n]音の“柔らかい””曲げる“イメージから”巧みな細工“という発展だと感じる。

[n]音で”曲げる“のイメージ化ができれば関連する単語をグループ化することが可能だ。

ちなみに現在の”引きこもり“の意味の外来語 “ニート”はNEET:Not in Education, Employment or Training,”だ。
だが、数十年前、この綴り違いの“ニートneat “も身だしなみのよい”の意味で外来語になりかけていたことがあった。すぐに”鼻につく外来語“として排斥され消えていったという記憶がある。


nifty:すてきな、すばらしい、気のきいた、しゃれた
unknown origin, perhaps theatrical slang
語源不詳。劇場関係の隠語らしい。
neat関連だと感じる。

IT関連の企業名で覚えている。


<閉じる→固定→“取る””割り当てる“>
<名前>

名とは何か、という命題はこの企画の根幹にかかわるものだ。事物の属性を反映したあだ名であるという考え方が、ミモロジーの元となっている。事物の方から主体的に働きかけて”取った言葉”が名前なのだ。

name:名前
Old English nama, noma "name, reputation," from Proto-Germanic *naman- (source also of Old Saxon namo, Old Frisian nama, Old High German namo, German Name, Middle Dutch name, Dutch naam, Old Norse nafn, Gothic namo "name"), from PIE root *no-men- "name."
印欧語根*no-men- "名前"とあるが、この意味も分からないし、そこから遡ることもできない。
おそらく[n]音の固定→“取る””割り当てる“のイメージが反映されているものだ。


トンデモ語源本で“名前→namae→name”が紹介されることがあるが、全く関係がないわけでもないと考えている。

nomenclature:(分類上の)学名命名法、専門語、学名、術語
nóumənklèitʃər、ノウメンクレイチャ(ァ)
from Latin nomenclatura "calling of names," from nomenclator "namer," from nomen "name" (from PIE root *no-men- "name") + calator "caller, crier," from calare "call out" (from PIE root *kele- (2) "to shout").
印欧語根*no-men- "名前"が直接英単語に反映されている。
文字通り、“名前を呼ぶ”→”名前の呼び方“、だ。[c]音で”叫ぶ”イメージは既に確認している。

ロシアがソ連として今より大きな力を持っていた時代、ロシア語の“ノーメンクラトゥーラ(ノーメンクラーツ):ソ連のエリート層・支配階級、は外来語だった。任免のための”名簿“から来た”名簿に載っている人物“ということだ。


denomination:命名、〔貨幣・銀行券・度量衡・切手などの〕単位名、呼称単位、宗派
from Latin denominationem (nominative denominatio) "a calling by anything other than the proper name, metonymy," noun of action from past-participle stem of denominare "to name," from de- "completely" (see de-) + nominare "to name," from nomen "name" (from PIE root *no-men- "name").
印欧語根*no-men- "名前"が直接英単語に反映されている。“名前を割り当てること””割り当てられた名前“、だ。
生活では”通貨の単位“として使われるシーンが多い。

日本語のデノミは通貨単位の変更で英語ではredenominationだ。
いつも感じることだが、外来語を輸入している人は英語を知らない、ということだ。勘弁してほしい。


nominal:名ばかりの、有名無実の、わずかな、申し訳の、額面(上)の
from nomen (genitive nominis) "name," which is cognate with Old English nama (from PIE root *no-men- "name").
印欧語根*no-men- "名前"が設定されている。名目上の、ということ。


onomatopoeia :擬音、擬声、擬音語
from onomatopoios, from onoma (genitive onomatos) "word, name" (from PIE root *no-men- "name") + a derivative of poiein "compose, make" (see poet).
音を真似して言葉に転化したものだ。自然界の音に名づけを行うというのが元の意味だ。

オノマトペは擬音語、擬声語の意味で外来語と言えるだろう。


関連語
pseudonym:(作家の)ペンネーム、筆名
from Greek pseudōnymos "having a false name, under a false name," from pseudēs "false" (see pseudo-) + onyma, Aeolic dialectal variant of onoma "name" (from PIE root *no-men- "name").
印欧語根*no-men- "名前"が設定されている。前半のpseudo-は”プシュー“で実態がない、実態が失われる、イメージだ。そこから実体のない名前だ。
偽名という意味ではa false name、an assumed name、an alias、だ。


synonym:同意語、類義語
from syn- "together, same" (see syn-) + onyma, Aeolic dialectal form of onoma "name" (from PIE root *no-men- "name").
印欧語根*no-men- "名前"が設定されている。
ラテン語syn-は”同じ“なのだが、現状ミモロジカルに解釈することができていない。常識なので困ることはないが。


acronym:頭字語
from acro(at the end, at the top)- + -onym "name" (abstracted from homonym; ultimately from PIE root *no-men- "name").
印欧語根*no-men- "名前"が設定されている。
ラテン語acroは”高い“なのだが、現状ミモロジカルに解釈することができていない。
ギリシャのアクロポリスなどでイメージはできているだろう。


今朝起きたら6時半だった。寝坊だ。もう出る。
弁当は15分で準備。鳥レバーのノルウェー風?とサラダの弁当だ。流れるように作業。もう慣れた。

プロフィール

NP   篳篥

Author:NP   篳篥
大阪市在住
英語の「不思議だが本当」を追求中。

妄想系の英語学習者。そろそろ学習者を脱したいのですが、道は遠い。
TOEICベストスコアは955。
でも、このところずっと受験していません。

このブログの記事をベースにKINDLE本を出版しました。
買ってもらってありがとう!(泣)
面白いと思います。

一冊250円。unlimited対象です。

漢字で覚える英単語 1: 日本人の脳に直接効く

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