333.風とFoehn(フェーン)


〜新漢語林で覚える英単語シリーズ〜
古代中国の言葉の音を反映しているとされている漢音、呉音等をたよりに英単語を
暗記して行こうという企画です。武器は電子辞書とネットと想像力です。

風


風(ウ  feng )
意味 かぜ、風が吹く、すすむ、はやい
解字 形声。虫+凡。音符の凡(ボン=フウ)は風を孕む帆の象形


Foehn  /fˈəːn(米国英語), fɜːn(英国英語)/
フェーン 《山を越えて吹いてくる高温で乾燥した風》. ドイツ語_



<関連語>
Wind
風、空気の動き
from PIE *we-nt-o- "blowing," from root *we- "to blow"


Vent /vént(米国英語)/
(空気・液体などを抜いたり入れたりする)穴、抜け口、口、通気孔,
〈感情などを〉発散する
from Vulgar Latin *exventare, from Latin ex "out" + ventus "wind"
from PIE *we-nt-o- "blowing," from root *we- "to blow"


Ventilation
換気、風通し、通風、換気装置、自由討議、世論に問うこと
diminutive of ventus "wind"



風(フウ)とFoehnで音と意味が似ている。


<メモ>
ドイツ語は反則か。でも英語化していると言って良いだろう。現代中国語の
fengとはもっと似ている。

flow, fluentなどのFl始まりの単語には“流れる”イメ−ジが強い。
だが、そのイメ−ジは大部分“L”から来ている。“F”はむしろ“実体”の
イメ−ジが強いのだ。Fact,Fixだ。

水や風の流れに手を差した時の流れの中に感じる“実体”がこのFなのだ。


なお、関連語のwindはF→V→Wと子音が変化したものだ。ここら辺は宮前
一廣氏の素晴らしいブログ「英語と日本語の窓」の「印欧語と音の相関関係」
に詳しい。

このF、V、W全て実体、力のイメ−ジを持つ。Fより濁音のVの方が強い。Wは
それに“突き出し”たり“ねじっ”たりという属性が加わる。
風の特性もそのようなものだろう。


332.引率(インソツ)の字音“リツ”とLead


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りーど


率 1(漢 シュツ  呉 ソチ shuai )
  2(スイ )
  3(漢 リツ 呉 リチ lu )
慣用 ソツ

意味  1率いる、導く、先立つ、にわかに、こだわらない、かるがるしい
    2かしら、おさ
    3わりあい、決まり、法、律
解字 象形。洗った糸の水をしぼるかたちにかたどる。一カ所に引き締める、
   まとまりをまとまりをつけて率いるの意味をあらわし、転じて、数等
   をまとめる、おおむねの意味をあらわす。
  

Lead  /léd(米国英語)/

(…に)導く、案内する、率いる、(誘因となって)気にさせる, 手本,模範.
(問題解決の)きっかけ,手がかり. 主役; 主役俳優,立て役者, (犬などの)
引きひも. 導線; (アンテナの)引き込み線. 鉛 《金属元素; 記号 Pb》.
鉛筆の芯(しん).
from PIE *leit- "to go forth."


引率の率の字音、リツとLeadの音が似ていて、意味が一部同じ。

<関連語>
Lad 
若者、少年、(年齢に関係なく)男、元気のいい男、大胆な男
"one who is led" (by a lord)


<メモ>
我が国での用法は“ひきいる”意味では“ソツ”の音なので、ちょっとピンと来ないが、
現代中国ではこの意味で“Lu”の音も異読音として使用されることがあるらしい。


個人的には引率は“引卒”だと思っていたが、これは誤りとされる。確かに漢和辞典
で卒で“率いる”の意味がない。

Wordでも変換されないな。どうやら、これまで書類などは正しく“引率”で作成して
いたらしい。脳内で変換していたのだ。
この年にして気がつくこの間違い。情けない。。。


印欧語の究極の語源は分らないが、Lineに代表されるLの“真っすぐなもの”
のイメ−ジから“(引っ張るための)ひも”
に繋がる語ではないかと思う。

率の“かしら、おさ”の意味もLeadの“主役”と“引っ張るもの”の意味が
共通している。


後、率の“割合”と言う意味はRateに、ほのかな関係を感じる。
“法”と言う意味ではLeagalだろうか。




331.周囲とCircumference


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suzuka.gif


周(漢 ュウ(シウ)  呉 シュ zhou )
意味 回り、周囲、行き渡る、手落ちがない、巡る、いたる
解字 指事。甲骨文。金文は方形の箱または鐘などの器物に彫刻が一面に
施されているさまから、あまねく行き渡るの意味。


Circumference /sɚkˈʌmf(ə)rəns(米国英語)
円周、周囲、周辺、周辺の長さ、回りの距離
from circum "around" (see circum-) + ferre "to carry," from PIE root
*bher- "to carry," also "to bear children."


周囲のシュウとCircumferenceのサーで音と意味が似ている。


<関連語>
Circle
円、円周、円形のもの、環、輪、円陣、環状道路
from Old French cercle "circle, ring (for the finger)


Circumstance
(ある事件・人・行動などに関連する周囲の)事情、状況、(人の置かれた)
環境、境遇
from circum "around" (see circum-) + stare "to stand," from PIE root
*sta- "to stand, make or be firm."

Circuitous  /sɚ(ː)kjúːəṭəs(米国英語)
回り道の、回りくどい、遠回しの

Circumlocution /s`ɚːkəmloʊkjúːʃoʊn(米国英語)
回りくどさ、回りくどい表現、婉曲(えんきよく)な表現

Circuit
巡回、迂回路、(電気の)回路、回線、巡回地区、(円状のものの)周囲
from circum "round" + ire "to go"

<メモ>
印欧語はCの回りを囲うイメ−ジからのもの。サークル、サーカスなど関連語
をあげたら切りがない。
関連語のCircuitの“(円状のものの)周囲”と言う意味は、文字”周“の解字と重なる。

語源辞典によれば印欧祖語*ker-, "to turn, bend." との関連がある。
このグループはおそらくこの企画で一番多く取り上げているものだ。



そういえば、サーキットシティという、巨大な家電量販店がアメリカにあっ
たが、倒産したな。ネット販売にやられたのだ。残念ながら、日本のヤマダ
電気も寿命は長くないと思う。
家電量販店はその店でしかダメという付加価値が全くない。

売り方もメーカーに頼りっぱなしで工夫がないのだ。
一番注力しなくてはいけない、接客の部分を低いものと見てメーカーからの
派遣に頼った時点でこの業態の衰退は決まったも同然だった。


今必要とされるのは、信頼できる家電コンシェルジェだろうか。専門家と
ユーザーの視点を併せ持ったコンサルティングになら需要があるだろう。

330.彗星のスイとSweep


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こめt


彗(漢 スイ 呉 ズイ hui(sui))

意味 ほうき、箒(ソウ)、掃く、はらう、ほうき星
解字 象形。先端を揃えた箒をてにする形にかたどり、ほうきの意味を表す。


Sweep /swíːp(米国英語)/

掃除する、掃く、払う、吹きまくる、焼き尽くす、荒れ狂う

from a past tense form of Middle English swope "sweep," from Old English
swapan "to sweep"
from Proto-Germanic *swaip-, from PIE root *swei- "to bend, turn"



彗星のスイとSweepで同じ音で意味も同じ


<関連語>
Sway  
(…を)(前後・左右に)ゆすぶる、振り動かす、 (…の)意見を動かす、
 (…を)左右する、(…を)支配する、統治する
probably from a Scandinavian source akin to Old Norse sveigja "to bend,
swing, give way,"


Swing
(一定点を軸に前後にまたはぐるぐると規則正しく)揺れ動く、ぶらぶら揺れる、
行ったり来たりする、

from PIE *sweng(w)- "to swing, turn, toss"


Swipe
(クリケット・ゴルフなどで腕を大きく振っての)強打、猛打、非難、悪口
携帯端末のタッチスクリーンで、指を左右に滑らせること
Middle English swope "to sweep with broad movements"



<メモ>
彗星の彗は箒、あるいは箒で掃く、だ。

ギターの奏法でスィープ奏法ってのがある。箒で掃くようにピッキングをする
ことで速いフレーズをラクに弾く事を可能にするテクニックだ。
30年くらい前は、まだ特殊奏法だった。
フランクギャンバレ(当時チックコリアバンドのギタリスト)のセミナーに行
った記憶がある。確か、当時はエコノミーピッキングとかいう恥ずかしい名で
呼ばれていた。


関連語を見る限り、SWで”(棒やひも等を用いた)素早く、大きな動き“の
イメ−ジだ。Wの“ちからを込めて曲げる”イメ−ジからの発展だろう。


Swayの多義語には要注意。よく出くわす。“支配する”と“(…の)意見を動かす
は重要だ。


ちなみに、英語でほうき星はCometだ。これは"long-haired (star)," from
kome "hair of the head"。ほうきではなく、髪の長い星ということだ。

読書三昧。5月21日(日)


土日は小説を読んで終わってしまった。コーヒーの飲み過ぎで腹
がだぶだぶだ。

「奇貨居くべし」全五巻 宮城谷 昌光
奇貨居くべし―春風篇

まあ面白いがキャラが立っていないな。「キングダム」の方が
刺激的だ。ラストもあっけないのでカタルシスがない。

次は「晏子」。 これは今2巻の中程まで読んでいる。
後、「重耳」まで購入済だ。1000円程度でこれだけ読めるのだ。
でも、そんなに暇って訳でもない。自重が必要だ。


英語はいつものシャドウイングとボキャビル。気になった単語はこれだ。

Vitriol /vítriəl(米国英語)/
硫酸塩、礬(はん)類、硫酸、しんらつな言葉、こきおろし、痛烈な皮肉
from vitrum "glass"

長崎の“ビードロ”と同じ語源を持つ。ガラスでできたポコペンだ。
びーどろ


古代の錬金術では硫酸を緑礬(硫酸鉄)から生成しており、礬(はん)類は見
た目がガラス状なので“ガラス”という意味を持つようになった。
この緑礬がこの語の根っこだろう。
緑版


ガラスという意味からの発展ではガラス瓶という意味から、
”vitro culture: 試験管内培養”につながっている。

“辛辣”なと言う意味は“硫酸”からきている。

 その後Vitrumの起源まで辿ったのだが、これくらいにしておこう。

329.畏怖とeery


〜新漢語林で覚える英単語シリーズ〜
古代中国の言葉の音を反映しているとされている漢音、呉音等をたよりに英単語を
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兎

畏((ヰ)  wei )
意味 おそれる、おそれおののく、いむ、きらう、用心する
解字 会意。甲骨文字。金文は鬼+卜。鬼は普通と違った形のものの象形。卜は鞭の
象形。怪しいものがむちをもつさまから、おそれるの意味をもつ。


Eerie /í(ə)ri/
不気味な、ぞっとするような
from Proto-Germanic *argaz "cowardly, fearful, craven, vile, wretched, useless,"


畏怖のイとeerieで音と意味が似ている。


<関連語>
Eery /í(ə)ri/
気味悪い、不気味、恐怖感を与えるさま

<メモ>
印欧語は擬音起源だ。いやなものを見た時発する声だ。シットコムなんかで
女性が発しているのをよく聞く。
語源辞典によれば、オランダ語、ドイツ語、スウェーデン語等多くの印欧語で、
arg で"bad, wicked,"の意味を持つ。
この原義から“恐怖”の意味には、“異常なもの→恐ろしいもの”の変化があった
とのことだ。

“Arg”からは下記の文字との連携をイメ−ジしてしまう。

悪(アク  e)
意味 わるい、正しくない、好ましくない
解字 形声。心+亜。音符の亜は古代の墓室の象徴。墓室に臨んだ時の心、
   忌まわしい、わるいの意味をあらわす。


そして、原義の“異常なもの”からはもちろん“異”だ。
異(  yi )
意味 ことなる、おなじでない、かわっている、ふつうでない、不思議
解字 象形。人が”鬼やらい“にかぶる面をつけ両手をあげているさまに
   かたどる。それを被るとおそろしい別人になることから、ことなる
   の意味。


個人的には”eel:うなぎ“のイメ−ジで覚えていた。語源的にはもちろん
何の関係もない。
これはギュンターグラスの「ブリキの太鼓」の映画の有名な馬の首から
にょろにょろ出て来るあのイメ−ジがトラウマなのだ。(知らない人は見
ないほうが良いからググったりしないように!)


畏怖の“怖”については125.Abhorと恐怖で取り上げた。






治ってなかった!5月18日(木)

前から思っていたが、日本の公共施設には、裸婦像が多すぎないか?
別にエロくはないのだが、目に楽しいものでもない。くらーい顔のブロ
ンズの女性裸像なんて誰特なのだ。
こういうものを、税金で購入していると思うとモヤモヤする。

海外の街でも覚えがない。イタリアでダビデのレプリカを見た事があるが、
あれは神話だし男性だ。(まあ、あれも大事な所をほうり出して大概だが。)
海外からの観光客も奇異に感じると思う。


<英語の練習>
今日も、英検の過去問の長文のやり直しだ。いまだにすらすら訳せな
い部分がある。このレベルの英文を人に教えられるようになりたい。

最近は、The Economist等の生きた英文より、こちらのほうが面白い。
本末転倒となっている。英文や段落の構造分析にはまるのは楽しい
が、実用英語からはどんどん離れて行く。マズいぞ。

だが、英検のリスニングのスクリプトはアカデミックなものではなく
良いものだ。内容も興味深くて適度に口語表現も身に付く。
テーマもTOEICのようにキレイ事ばかりではない(奥さんへのがん
宣告で取り乱した男性に八つ当たりされるOLの苦情、とか、取締会
で独裁者のように振る舞う女性に対しての追い落としの策謀とか、生
々しい。)
TOEICのスクリプトの暗唱は苦行でしかないが、英検のは面白いだろう。


首痛がラクになったというのは誤りだった。やはり下を向いて問題
を解いたりするのは無理だ。たった10分でひどい事になった。
首をばきばき鳴らすので、隣の女子高生にイヤそうな目で見られてし
まった。


<今日の読書>

斉藤孝氏の著書で、初心者向けの英語のよい練習方法を紹介していた。
単語の発音をするとき、語頭が子音だったらそれだけを2回繰り返して
3回目に単語を発音するというものだ。
Bookだったら”B、B、Book”と言う具合。
これは“ブ、ブ、Book”にならないようにするのがみそだ。子音の発音
がクリアーになる事で、リスニング力も向上する。

発音の方法はこれまで、子供に、色々説明したがうまく行かなかった。
これなら感じが掴めそうだ。


またしても首が回らない


仮想敵国から、こちらに向けてミサイルがバンバン打ち込まれていても日常生活
が全く変わらないのはフシギだ。
だが、日本にはできる事などない。みんなであいつに呪いをかけるくらいか。。。


最近英語学習日記を書いていない。
ここ2週間以上英語の練習をしていないのだ。また首痛/肩こりが悪化している。

下をむいて集中して問題を解いたりするのはもってのほかだ。
パソコンに向かうのは楽な姿勢なのでブログ記事くらいは問題ないのだが。

やっているのはシャドウイングとボキャビル。だが、惰性でやっている感は否めない。
後は、顔の高さまでテキストを捧げ持って、長文を読む。これは長い時間できない
のだ。充実感のない毎日だ。

でも、昨日からちょっと調子がよい。
そろそろ、すこしづつ再開して行こうかな。


<読書>
「M/D -マイルス・デューイ・デイヴィスIII世研究- 下」
 菊地 成孔 , 大谷 能生 (著)

2Q==.jpg


東大における電気マイルスをテーマにしたJazz講座だ。
面白い。Youtubeで楽曲を聴きながら読み進めるともっと楽しい。
ポモっぽい部分は無視すれば、気にならない。

文庫になっていると言う事は売れたのだろうな。

驚いたのは浜瀬元彦氏の寄稿だ。久々にお名前を聞いた。
「ブルーノートと調性」読みましたよ。分りませんでした。でもCDは楽しんだ。
一発もののアドリブの取り方の一つのアイディアとして役に立ったと思う。


ブログ一本15分。

この本を読んだ。

イケダハヤト


ブロガーイケダハヤト氏はブログ記事を一本、15分で書き上げるそうだ。
私のうすいブログでも、最低一本一時間かかっている。
イケダ氏のブログの読者数も考え合わせると、生産性の差がものすごいことになる。
まあ、考えると、私のブログで得られるお金は“0円”なので、生産性の差は
“∞“なわけだが。

時間をはかったり、フォーマットを定めたりして、できるだけ早く書くように
練習しているのだが、なかなか進歩しない。

渡部昇一先生の「知的生活の方法」では人生を空費させない為には「見切り」が
大切だと述べておられる。「下手な勉強」や「完璧主義」が結果のでない無用の努力
を産むのだ。
これは、なかなか難しいな。まあ私は「完璧主義」とはほど遠いのでその心配は
ない。だが、普通は15分ではアイディアさえ湧いて来ないぞ。


。。。と、ここまでで15分だ。「知的生活の方法」の該当部分を探すのにちょっと
時間がかかった。

どうかな?

328.阿呆とFool


〜新漢語林で覚える英単語シリーズ〜
古代中国の言葉の音を反映しているとされている漢音、呉音等をたよりに英単語を暗記して行こうという企画です。武器は電子辞書と白川静先生の文字学の入門書と想像力です。

あほう


呆 1(ホウ  bao )2(漢 タイ 呉 ダイ dai)
慣 ホウ(ハウ)ボウ(バウ)
意味 1保つ、そだてる、安んずる 2愚か
解字 おむつで包まれた幼児の象形

Fool /fúːl/
ばか者、愚か者、道化師、達人、だます、浪費する
PIE root *bhel- "to blow, swell."


阿呆のホウとFoolで音と意味が似ている。


<関連語>
Fatuous  /fˈætʃuəs(米国英語)/
まぬけの、愚鈍な、実体のない、空な
Uncertain origin
from PIE root *bha- "to speak, tell, say."の説も。

<メモ>

新漢字源によると、音読みのホウでは、“愚か”の意味がないのだ。日本での用法とある。

Wikiで確認すると「中国の江南地方の方言「阿呆(アータイ)」が日明貿易で文字
として直接京都に伝わった可能性が『全国アホ・バカ分布考』で指摘されている。上海や
蘇州、杭州などで現在も使われている言葉」とのことだ。

従って、古代中国でホウ→愚かであった可能性がないわけでもない。

ホウの音で“(頭が空気ばかりで)空っぽ”というイメ−ジはしっくりと来るものだ。
文字ではふくれる“膨(ボウ)”や中身が空間の“房(ボウ)”に関連があるように思う。


印欧語源も*bhel- "to blow, swell."なのでそのまま“いきを吹き込んで膨れる”だ。

赤ん坊は、頭が大きいわりに言葉もわからないから“阿呆”ということになるのだろうが、
Foolには“子供”の意味はない。この音が“愚か者”として殷に伝わった時に、
“愚か=赤ん坊“の括り付けがなされたものだろう。



関連語のFatuousは英検の単語リストで見かけた事がある。
語源不明だが、”話す“が語源という説もある。やはり口数が多いと馬鹿に見えると
いうことか。気をつけなくては。。。

これは96.Affableと会話のファで関連の記事を書いた。

プロフィール

NP  for 木根 徹(Tohru Kine)

Author:NP for 木根 徹(Tohru Kine)
大阪市在住
心の書は「国語入試問題必勝法」と『蕎麦ときしめん」

妄想系の初老の男性
TOEICベストスコアは955。
でも、このところずっと受験していません。

英語がらみでいろいろな妄想を書き付けています。

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