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15.Chideと叱咤のシ

〜新漢語林で覚える英単語シリーズ〜

古代中国の言葉の音を反映しているとされている漢音、呉音等をたよりに英単語を暗記して行こうという企画です。武器は電子辞書と白川静先生の文字学の入門書と想像力です。

SCOLD.jpg

𠮟(漢 シツ  呉 シチ chi )
 意味:しかる、どなる
 解字:作りの七は縦横に斬りつける様をあらわす。口できりかかる、しかる。

Chide 〈子供などを〉〔…のことで〕しかる (発音:チャイd)
 Old English cidan "to contend, quarrel, complain."

叱の現代中国語の発音ChiとChideで似た意味を持つ。

注)文字の発音の欄で、アルファベット表記は現代中国での発音だ。
現代の発音というところで、この企画の意図と外れていると言う指摘があるかもしれないが、現代中国語の
発音も過去の別の地方の方言を反映している可能性がある、と考えて比較の対象として採用している。



印欧語Chideは語源が明確でない。語源辞典によるとChild(子供)と関係がある訳でもないらしい。

”棒を振り回す、𠮟る”というのが古い意味のようだ。
印欧語Cに“切る”と言う音イメージがあるが、文字の作りの七も斬りつけた傷の形象である。



<メモ>
これで覚えていたら、Chideに先日The Economistの記事で出会って嬉しかった。
韓国が野放図に海外に養子を出すことについてChideされているとかいう記事だったと思う。

確かに韓国もひどいが、The Economistも子供を叱りつける時に使うらしい、この動詞をわざわざ使うとは、相変わらず非欧米に対して上から目線だ。

The Economistは世界的に評価の高い英字雑誌だ。

私もありがたがって読んでいる。この雑誌をストレスなく読めるようになることが、私の英語学習の目的の一つだ。
しかし、この雑誌の日本関係の記事を読むと、日本人としては薄っぺらな分析で、オリエンタリズム的なバイアスがかかっていると感じる事も多い。

この韓国の記事もどこ迄真実に切り込んでいるのか疑いたくなってくる。
(まあ、私はかなりの嫌韓なのだが。
 時事問題に興味があって、かつ、ある程度海外のメディアもフォローできる英語力があったら、嫌中、嫌韓にならないのがフシギだろう。)



ちなみに叱咤の咤(タ)は舌打ちと言う意味だ。英語で舌打ちはtutなので全く同じ。

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プロフィール

NP  for 木根 徹(Tohru Kine)

Author:NP for 木根 徹(Tohru Kine)
大阪市在住
心の書は「国語入試問題必勝法」と『蕎麦ときしめん」

妄想系の初老の男性
TOEICベストスコアは955。
でも、このところずっと受験していません。

英語がらみでいろいろな妄想を書き付けています。

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