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34. Porousと泡(ホウ)


〜新漢語林で覚える英単語シリーズ〜

古代中国の言葉の音を反映しているとされている漢音、呉音等をたよりに英単語を暗記して行こうという企画です。武器は電子辞書と白川静先生の文字学の入門書と想像力です。


泡(ホウ(ハウ)pao)
意味 あわ、盛ん。
解字 音符の包むで、空気を中につつんでできた泡の意味。

Porous 多孔性の、通気性のある
Latin porus "an opening"
Greek poros "a pore," literally "passage, way," from PIE *por- "going, passage," from root *per- "to lead, pass over"

関連語
 Port

<メモ>
印欧語の語源を見るとPerの“突き抜ける”イメージからの語のようだ。
だが、多孔性物体を作るためには泡が必要だ。泡(ホウ)との繋がりを感じる。

Spongeは語源不明だが、このPoもPorousからではないか?

ボスポラス海峡のPorousだ。
Bosは牛だ。牛を通すというのが地名の由来だ。
ボスポラス海峡は、黒海とマルマラ海を結ぶ海峡だが、太古には陸地だったという説がある。(海峡では牛は通せないものな。)
この決壊による大洪水が、ノアの方舟伝説の原型となった。また、それが印欧語のユーラシア大陸中への伝播に繋がったというのだ。

こういう話は大好物だ。

とはいえ、シンプルな下記のセットが説得力がある。

泡(ホウ(ハウ)pao)
意味 あわ、盛ん。
解字 音符の包むで、空気を中につつんでできた泡の意味。

Foam  (液体表面にできる白い小さな)泡(の塊)、泡沫(ほうまつ)
PIE root *(s)poi-mo- "foam, froth"

ホウとFoで似た音だ。

こちらのほうが、本命かな。
印欧語 FoamはF→Pのプッと膨れるイメージだろうか。


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プロフィール

NP  for 木根 徹(Tohru Kine)

Author:NP for 木根 徹(Tohru Kine)
大阪市在住
心の書は「国語入試問題必勝法」と『蕎麦ときしめん」

妄想系の初老の男性
TOEICベストスコアは955。
でも、このところずっと受験していません。

英語がらみでいろいろな妄想を書き付けています。

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