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261.Sacredと聖者のセイ

〜新漢語林で覚える英単語シリーズ〜

古代中国の言葉の音を反映しているとされている漢音、呉音等をたよりに英単語を暗記して行こうという企画です。武器は電子辞書と白川静先生の文字学の入門書と想像力です。

ザビエル_convert_20160920070416

聖(漢 セイ 呉 ショウ(シャウ) sheng )
意味 さとい、賢い、知徳にすぐれている、天子の尊称,清酒の別名
形成。形成。耳+口+壬。耳をそばだてて、神意(口)を姿勢よく(壬)聞く事のできる人。 
  
Sacred  (神にささげられたの意で)神聖な. 宗教上の.
PIE root *sak- "to sanctify."



Desecrate  (…の)神聖を汚す、俗用に供する
Consecrate 〈ものを〉神聖にする,清める; 〈パンとぶどう酒を〉聖変化する,聖別する.
Sacrament   聖餐(式), 聖晩餐(式). 聖体; (特に)聖餐用パン


(メモ)
“セイの音で意味が似ている。”としたかったが、聖という文字
には本来宗教的意味合いはかなり薄いのだ。
意味が似ているとは言いにくい。


だが、古代中国の宗教も、キリスト教以前の原始宗教も、超越者とのコミュニケーションは
静謐の中で“(神)の声を聞く”という形で行われたのだと想像する。
聖に耳を澄ますイメージがあり、印欧語SacredでもSは“静”のイメージを持っている。
根っこではイメージを共有していると思う。


この聖という文字は現代日本ではほとんどキリスト教に関わる文脈で使用されるようになっ
ている。
この字は現人神である天子の尊称でもある。天子は天帝の子だから、聖書の翻訳時にキリスト
との類似性から、理解を高める為流用されたのだろう。
だが、元々印欧祖語からの同根の語だったのだと考えると面白い。


この字から連想されるのは、聖徳太子もそうだ。

だが、聖の文字は天子の象徴であり、徳をもって国を治めるのが天子だ。
”聖徳”という諡号は摂政であった厩戸皇子には過分ではないだろうか?

聖徳太子は実は天皇として即位していたが、政争に負けてその事実が抹消されたという説にも
うなづける。

。。なんて妄想も広がる。




これも初期の没アイディアだ。
ボツにしたのは、あまり面白くなかったからだったと思う。

昨日読んだ英文でDesecrateに出会ったので思い出して掲載。  





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プロフィール

NP  for 木根 徹(Tohru Kine)

Author:NP for 木根 徹(Tohru Kine)
大阪市在住
心の書は「国語入試問題必勝法」と『蕎麦ときしめん」

妄想系の初老の男性
TOEICベストスコアは955。
でも、このところずっと受験していません。

英語がらみでいろいろな妄想を書き付けています。

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